2009年03月31日
春先の樹氷
三月も最後の日の朝、前日からのみぞれ状の雪が木の枝に凍りついて、見事な樹氷の景観が広がっている。カメラを手に、自宅から少しばかり山の方に歩いて行って写真を撮る。カラスがアンテナの上の止まっていて動こうともしない。カラスの黒い塊と木の幹の黒さが、樹氷の白い世界に溶け込んで、墨絵のようである。今日の天気予報では曇りと雨で、気温があがればこの樹氷も消えてしまうだろう。春の舞台の準備作業中に、担当者が背景のセットの設置を間違えたかのようである。
カラス居て 樹氷広がり 墨絵なり
春舞台 セットの手違い 樹氷出し
- by 秘境探検隊長
- at 08:06
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