2009年05月02日
エゾエンゴサク
漢字名は蝦夷延胡索で地下の塊茎から漢方薬の延胡索が作られるので、中国伝来の漢方薬から花の名前がついた。落葉広葉樹林で、春先木の葉が出てこない前に木の下に群れをなして咲くケシ科のスプリング・エフェメラルである。遊歩道の道端にぽつりぽつりと花をつけているのを写真に撮ってみる。筒状から先端が開いてくる水色の花びらはちょっと複雑な形である。木の葉が茂る頃は地下で眠りに入る。茎部分は漢方の他に食用にもなるといわれているけれど、食べたことはない。
道端の エゾエンゴサク 春息吹
花部分 いかなる形 目を凝らし
- by 秘境探検隊長
- at 02:17
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