2009年10月21日
庭宇宙
モミジの木の根元に、星形の葉が一面に落ちている。まるで、星空を庭の地面に映したかのようである。気のつかないところに宇宙は広がっているものである。落葉があれば、当然枝には黄葉が残っている。晴れたり、曇ったりの朝で、朝日の当たり具合を見計らって、枝にあるモミジの葉の写真を撮ってみる。黄葉が自ら光を出しているようでもある。これは星の最後の輝きで、この後は地に落ちて、土の闇宇宙に飲み込まれてしまう、という宇宙の物語を、狭い庭で語ることができる。
星空の 足元にあり 庭宇宙
輝いて 終焉迎え モミジ星
- by 秘境探検隊長
- at 00:50
comments
朝顔+秋で検索をかけて、ここにやってきました。
たまに私のセンスにぴったり来るブログに出会ってにんまりするのです。
ありがとうございました。
wandaさん コメント有難うございます。インターネットの広大な宇宙で、拙ブログ星をみつけていただき、発見の信号を送っていただき感謝です。