2010年03月30日
成都の教え子を訪ねてーその3
侯進さんは成都出身で、中国の大学で修士課程を修了し、北大で3年間博士課程に在学して博士号を取得している。3年近く前に故郷のこの大学に採用されて、現在副教授で研究と教育に従事している。侯進さんの研究室で講演をする前に、侯進さんに構内を案内してもらう。この大学のキャンパスは三つあって、泊まったホテルのあるキャンパスは大学院の学生のキャンパスである。大学院生が1万人ほど在籍しているそうで、大きな大学である。
キャンパスは大学と街が一緒になってある。教職員や学生(キャンパス内の寮に住んでいる)の生活に必要なものはすべてキャンパス内で調達できるようになっている。キャンパス内で生活していて、大学外に出なくても一向に困らないそうである。売店も軒を並べて、あちらこちらにある。教職員の退職者のための集会所・娯楽施設といったものもある。日本では考えられない。
キャンパス内で見かけた木花は八重桜のようである。札幌では一番最後に咲くこの桜を、成都で見て、早めの花見である。
- by 秘境探検隊長
- at 12:44
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