2010年03月30日
成都の教え子を訪ねてーその4
西南交通大学へ招待されて、学生に向けての講義を行う仕事があった。修士の学生を対象にし、北大の研究室で行っていた研究成果と、北大及び札幌の紹介を行った。この講義は侯進さんの講義時間が当てられ、テーマは北大の研究室で行っていた研究と、北大及び札幌の紹介である。
通訳はもちろん侯進さんで、侯進さんが行っている講義は英語で工学系の論文を書く方法に関するもので、そのための教科書も出版している。英語、日本語と使い分けするその語学の才能には脱帽である。当方はメディア工学の研究の話に加えて、爪句なども持ち出し、中国流俳句(爪句)の話は結構受けたようである。
学生の方は熱心に聴講で、講義が終わって質問の時間になると途切れることなく質問があったのには驚いた。昔は講義の後に中国人学生からの質問などはほとんどなかったのに、中国の学生は変わったものである(当方が変わったのか?)最後はこちらから質問を受けるのを切り上げて終っている。講義終了後は侯進さんの研究室の画像検索、アバター、ナンバープレート認識の研究などの紹介を聞いた。大学の研究テーマや研究室の雰囲気は、日中で似たものがあると感じた。
- by 秘境探検隊長
- at 18:56
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