2010年04月15日
フキノトウの雄株と雌株
フキノトウが山菜のフキ(蕗)と地下でつながっていて、フキノトウがフキの花であることを、花に興味を持ち出してから知った。さらに、フキノトウに雄株と雌株があるのを知ったのは、つい最近のことである。肉眼では、この異なる株の花を見分けるのは困難である。しかし、マクロ撮影のできるレンズを通して写真に撮ってみると、花の差がはっきりしてくる。雄株は花びらを広げて、その中心に雄しべがある。対して、雌株の花は糸のような雌しべが束になって伸びている。
花坊主 花弁に割れて 雄株かな
フキノトウ 雌しべ束ねて 雌株かな
- by 秘境探検隊長
- at 03:21
comments
なるほど!
マクロレンズでないとなかなか気が付かない世界がありますよね。
ふきのとうは春の食材としてしか今まで思ってませんでしたが、視点を変えて見ると可愛い花ですね。
そうなんです。大枚をはたいてマクロレンズを購入したのは、他の人の真似で、何か芸術っぽい写真でもと思っていたのですが、物事をよく観察する上で威力があると認識を新たにしました。これ以上になると顕微鏡写真になるのでしょうが、そこまでは凝ってはいません。