2010年09月09日
朝日の中のコスモス
9月の上旬も過ぎようとすると、北海道の朝はひんやりとした大気の中にある。この季節に一番合う花はコスモスである。外来種の花なのに、日本の風土、それも北の土地の土着の花の雰囲気である。秋桜の別名もあり、桜の形容にしては大柄な花が、長く伸びた茎の先で微風にも揺れている。一日の時間帯でいえば、陽射しが未だ強くない朝か、陽の光が弱まる夕方がこの花の写真を撮るのに適している。朝日の陽の境目にあって、光の強弱によって、感じを変える花の姿を撮ってみる。
朝露を 花が抱えて 9月なり
朝日浴び 色の強めて 秋桜
- by 秘境探検隊長
- at 08:18
comments
最近朝食後パソコンの前で最初に開くのが秘境100選です。
この夏は異常な猛暑に明け暮れましたが、今朝は残暑とはうすい北海道らしい爽やかな秋青空ですのでテーマのコスモスはピッタリです。
先日の鶴沼ワインフエスでは、日本一の規模を誇る緑一色のぶどう園の棚の端や脇の空き地に、今年はコスモスが彩りを添えており、特に、鮮やかなキバナコスモスがワイナリーの景観を一
際引き立てておりました。
最近のワイナリーは、観光産業としての側面を重視しており、季節の花は重要な脇役としての位置を高めているようでした。
コスモスの花はよいですね。我が家の庭にも、植えた訳ではないのに、種が落ちるせいか、毎年夏から秋にかけて咲いています。花が風に揺れるので、風の日にこの花の写真をとるのが難しいです。