2010年09月28日
ラッパ奏者のユウギリソウ(夕霧草)
道路脇の狭いスペースに、紫色の茎に同色の細かな花が大きな塊になって咲いている。ユウギリソウである。夕霧の名前は、細かな花の集まりが、霧を連想させるためかな、と推測してみる。個々の花が小さいので、マクロ撮影では特定の花にフォーカスを合わせるのが難しく、フォーカスはカメラ任せで撮ってみる。細長い筒状の花の先が5裂になっていて、花よりさらに長い雌蕊が花の外に飛び出している。雌蕊の柱頭が白く見え、花が長い蕊のラッパを吹いているかのようである。
花集団 夕霧生みて 昼下がり
花口から 蕊(しべ)ラッパ伸び 演奏会
- by 秘境探検隊長
- at 00:23
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