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2010年09月28日

観賞用でも通用するベニバナインゲン

 ベニバナインゲン(紅花隠元)はメキシコ原産で、日本には江戸時代末期に渡来し、最初は観賞用であったと伝えられている。後に食用に供され、寒冷地を好むため、北海道で多く栽培され、花豆とも呼ばれる。自宅の隣の空き地にも植えられていて、紅い花をつけている。豆の花なので、蝶が羽を広げたような形で咲いている。真紅と表現してもよいこの花は、確かに観賞用でも通用する。しかし、この豆は作物のイメージが定着していて、豆の花が取り立てて話題になることもない。

秋の日に 花豆伸びて 紅い蝶

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作物の イメージ強く 紅の花

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