2010年10月20日
花を見たことのないベニシタン(紅紫檀)
このバラ科の低木が庭の隅にあって、秋から冬にかけて紅い実を付けている。実の方は目に付くのだが、花を見た記憶がない。注意して見ていなかったせいかと、この地を這うような低木に花が咲いていたかどうか、しきりに考える。実が枝いっぱいに生っているからには花盛りがあってもよいように思っても、やはり花の記憶はない。家人に聞いても花は見ていないという。花に関する疑問は残るものの、花が少なくなった時期に、紅い実の鈴なりは充分に花の代役を果たしている。
実はあれど 花記憶無く ベニシタン
秋深く 花に代わりて 庭飾り
- by 秘境探検隊長
- at 00:45
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