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2010年11月25日

鈴懸の木の名前になったプラタナスの実

 札幌の街路樹でお目にかかるプラタナスは鈴懸の木の別名がある。どうしてこの名前なのか気にもしていなかった。しかし、プラタナスの大きな落ち葉が街路に舞う季節になって、気になり調べてみる。木は高く成長し、実が鈴のように枝に懸っている様子からの命名と知る。ビルの傍で、高木のプラタナスの枝に小さく見える実を、望遠レンズを使って撮ってみる。ぼやけたような実の写真を拡大すると、丸い実の表面は毛で覆われていて、金属製でつるりとした鈴の感じからほど遠い。

ビル街に 鈴の下がりて プラタナス

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毛が覆い 輪郭ボケて 鈴実かな

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