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2010年12月17日

今朝(12月17日)の一枚

我が頭 成長遅き イチイなり

 庭木として移植したイチイの木が冬でも緑の葉をつけている。イチイの木の成長はのんびりしたもので、年毎の成長がほとんど確認できない。まるで我が頭のようである。天気の良い朝には、幹が陽の光を浴びて明るく輝く時がある。

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イチイの切り株の年輪は成長が遅い分緻密と思いますので、多分家具としては高級材の筈です。
しかも「正一位」となると高貴な気品を感じます。
秘境から受けた感動を正確に表現し、読み手を秘境に誘う絶妙且つ軽妙なウイットを基幹に据えてしかもそれが総ての作品に底通している探検記スタイルは、秘境フアンにしてみれば全く応えられません。
逆に、私の頭は成長が止まったと言うよりも、最近は老化と破壊的なクレーマー性が著しく、とても隊長のようなユーモアに満ち満ちた作品をひねり出す若々しく創造性に溢れた脳細胞には及びもつきません
今朝の道新にオリックス募集のマネー川柳が載っておりましたが、15万句から選ばれた上位6句は、お金がテーマであり、秘境をテーマにした叙事詩的スタイルを形成している爪句との比較はそもそも土俵が違うと言えばそれまでですが、束になっても足元に及ばぬハイレベルと自慢しております。
のんびりとした成長とは、熟成中の高級ワインとか高級チーズのようです。

  • 伊東 裕
  • 2010年12月17日 15:01

 北海道ではイチイというよりオンコの方が通りがよいようですね。オンコには雌雄があり、自宅庭のものは実が生りません。赤い実が見えないと、少々物足りない気がします。もっとも、実が生っても高木になると手が届かないので、取ることができませんが、実を狙ってやってくる野鳥は増えるのに、と思っています。このイチイの幹に時たまアカゲラなんかが止まっていて、虫食いになってしまったかと心配する時もあります。

  • 都市秘境作家
  • 2010年12月17日 15:54
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