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2011年02月21日

今朝(2月21日)の一枚

枯れ枝に 日の出葉になり 懸かりたり

 日の出の時間がどんどん早まって撮影時間を見ると6時37分である。太陽が顔を出す位置も北にずれ、高層ビルの影絵が昇る陽の下にある。しかし、陽に重なる枝に葉が出る季節は未だ先である。雲のない空が、今日一日の天気を約束している。

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私の研究は、今の時期、日の出時刻と日光の強さが目に見えて変化している現象が、植物冬芽の成長と開花にどのように深く関わっているかの理由についてです。
植物の生長は之までは気温と地中温度の上昇に正比例していると単純に割り切っておりましたが、冬芽シリーズの猿顔等から、もっと深い理由があるように思い始めました。
ひまわりを播種する場合、播種日を何回かに分けて1週間程度づつずらしても、大体同時期に開花してしまい、花の開花期間を永くするテストに失敗した経験があります。
今朝のような日の出の爪句シリーズに触発されて、植物の体内には、之までの定説以外の様々な秘境的部分があるように思い始めて、その理由を探っております。
植物や藻類が光合成を担っているのは、夏季の葉の部分である事に疑問はないのですが、固い冬芽の鱗片や顎の他、葉跡などにも光合成に類した機能が存在し、開花ホルモン合成などを担っているのではないかとの着想です。
秘境プログに触発されながらの的外れな素人理論展開も楽しみの一つです。 

  • 伊東 裕
  • 2011年02月22日 13:13

 花の咲く時期をずらすのを実現できないか、の実験は興味あります。これは状況として、花が単独に咲くように種を隔離して撒いて育てるのと、集団にして隣合せに異なる時期にずらすて種を撒く場合とでは、異なっているような気がします。集団の場合、何か花の開花を揃えようとする力(ホルモン?)が働き、種を撒く時期ずれを吸収してしまう可能性がありそうです。これに対し、別々・個々に撒かれた種は、自分と他を比較するものがないので、最初に組み込まれた時間感覚で、種撒きのずれを保持して花を咲かせるかもしれない、といった実験もせず、きわめていい加減な推測をしてみています。花にそこまで自他を区別する能力があるのかないのか、さっぱりわかりませんが・・・

  • 探検隊長
  • 2011年02月22日 14:14
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