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2011年02月05日

今朝の一枚(2011年2月5日)

鈍色(にびいろ)の 空に影絵の カラスかな

 電線にカラスが止まっているのを目的も無く撮ってみる。鳥って何を考えて生きているのだろうか。鳥が何を考えているのかと考える人間ってなんだろう。雪がちらつく鈍色の空に、カラスと電線の黒い部分だけがはっきりしている朝である。

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昨年の晩秋に小樽・毛無山中腹の北海道ワイン本社前を横断している国道を挟んだ斜面花壇で、ラベンダー移植などの作業を1週間程続けておりました。
その頃、プログと同じように一羽のカラスが毎日同じ時刻に本社前の電線に止まって鳴いているのが目に入っておりました。
花壇の作業中に、少し見下ろす方向のカラスの背景は、真っ青な石狩湾と増毛連峰を挟んだ青空が広がっており、全く同じような、黒く太い電線と黒いカラスのシルエットでした。
多分今年生まれの幼鳥と思いますが、その鳴き声に呼応するような別の鳴き声が近くから聞えておりましたから、親鳥が餌を運んで来るのを催促しているのか?若しかしてカラスの世界にも少子化の波に甘やかされたカラスの親離れが遅れているのかな?などと考えましたが、カラスの方は「何を考えているかはカラスの勝手でしょ」と、返事は聞こえませんでした。
この正月に北海道神宮の森で多くのカラスが目についたのは、大都市札幌にも近く、食品残渣には事欠かないのでしょうが、この周辺には住宅も無く、季節的には既に虫などの餌は殆ど姿を消しておりますから、少数とは言えカラスのフアミリーが条件の良くないこんな環境に巣まで作って住み着いているのか不思議でした。

  • 伊東 裕
  • 2011年02月05日 11:58

 カラスはどうして黒い体をしているのでしょうかね。黒い体の鳥をカラスと呼ぶのだ、で片付いてしまうようですが、黒いばっかりに写真にも撮ってもらえない鳥です。
 カラスを撮った時のカメラの設定で、ネズミ色の空が青空になってしまいました。これでは爪句と状況が合わないので、背景を色の操作でネズミ色にしてみましたが、これだと本当に色の無い影絵の世界で、あまり手の加え過ぎかと青空のままにしてあります。カラス自身がもっとカラフルなら、空の色はあまり気にならないのですが、真っなカラスでは背景の空の色が気になります。

  • 都市秘境作家
  • 2011年02月05日 14:42

こんな事を云うとひんしゅくものですが、カラスが生ゴミをあさっている姿をみたら、こっそりカラスに応援してます。『ご飯が見つかってよかったねぇ~♪』と。『懸命に生きるんだよぉ~』と。生ゴミなんて、乾燥してどこかに飛んでいくよぉ~と。

こんな事を云うとヒトデナシと非難されるなぁ♪

  • 名無し
  • 2011年02月05日 20:18

名無しさん あぁ、それはひんしゅくものです。野鳥には名前をつけてはいけない、という専門家(自然環境保護?)の話を聞いたことがあります。名前をつければ愛情が出る。愛情が出れば、手を加える(餌やりとか)。すると自然の摂理(餌がなくて適正数に保たれる)に任せることに反する。人間の愛情を断ち切った世界(神の恩寵は別)、それが自然というものである。と、こんな理屈です。この理屈は説得力があります。ゆめゆめカラスに愛情をかけてはいけません(カラスに名前をつけるに、はカラスは黒くて区別がつかないので、そんな酔狂な人はいないとは思いますが)。と、まあ犬を飼ったことのない者の感想です。

  • 都市秘境作家
  • 2011年02月06日 00:59
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