2011年02月04日
葉痕の当てはめが難しいヤチダモ
ヤチダモはヤチ(谷地=湿地)のタモ(霊・タマ=木霊)の転訛で命名された説を覚えている。バットの材料となる木として知られている。ヤチダモの若木に見られる葉痕と冬芽は、これがぴったりだと当てはまるものを見つけるのが難しい。幹の先端の冬芽と葉痕は、防寒帽を被った鬚を蓄えた人の顔、なんかはどうだろうか。幹の途中にできたものは、襟飾りのあるマントを広げた仮面の人、も有り得るか。ヤチダモは、成虫となった雪虫が卵を生みつける木としても知られている。
鬚のある 防寒帽の 人の顔
襟巻と マント広げて 仮面人
- by 秘境探検隊長
- at 02:00
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最近、花芽や葉跡が色々な動物の姿・かたちに似ている大発見を載せたプログが、シリーズのように続き、今までに考えた事も無い前人未踏の面白いジャンルですので興味深く楽しませて戴いております。
花芽は、植物がこの地球上に現れた4億年も前に、大事な花粉を作るために顎や花びらの外套で葯や雌しべやオシベを包み、厳寒の厳しい冬を乗り切るために、考え、設計した精密な仕組みと思いますので,種類によっては必ず同じ顔立ちが楽しめるものと思います。
秋に枯れた葉を落とした葉跡にしても、植物が光合成を終える時期を正確に見計らってアポトーシスの仕組みを発揮し落下した後の痕跡と思います。
葉跡は、夏場に葉柄と幹との間を樹液が通過していた導管やコルク質の精密な配置図と思いますので、樹種とか樹齢により、必ず類似した面相になると思いますが、どうでしょうか。
これほどの現象が、古今東西の名だたる科学者を以ってしても今まで明らかにされなかったのは,生命の神秘な仕組みとは言え、厳寒期の深い雪の下で進行しているが故に,4億年もの永い間ベールを被って隠れ棲んでいた様々な生き物の化身に気が付いた日本の秘境探険家によってとうとう発見されてしまった。
これは飽くまでもひまわり研究者の立場から見た推測ですが、秘境フアンの皆様のご意見は如何でしょうか。
冬芽や葉痕は樹木の同定が難しいです。樹木には素人のブログ子は、樹木の専門家による冬芽・葉痕ツアーみたいなものがあれば参加したいと思っています。花の咲く時期とか、実の生る時期の観察会みたいなものはありますが、冬芽・葉痕の観察会というのは耳にしたことがありません。北大植物園あたりが主催で、そんな企画があってもよさそうです。