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2011年03月19日

今朝(3月19日)の一枚

気がつけば 五輪に増えて 大震災

 巨大地震が起きてから1週間を越した。気がつくとコチョウランの花が5輪に増えている。福島第1原発の方は相変わらず予断を許さない状況が続いているけれど、朝刊1面の大見出しがこれまでのものより小さくなり、その分希望が出ている。

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今回の東北大震災の惨状は、何ページにも亙る巨大見出しに比例しており、追い討ちをかけて判明した信じ難い原発災害とが錯綜しているが、中型見出しの重要項目は依然として目立つ。
理由はプログにご指摘の通り、お偉方の現状に相応しくない口害は
国内はおろか海内にまでトリプル災害を増幅している。
とくに石油を始めコーヒーなどの食糧品にまで、政府の通貨緩和政策に乗じた投機筋の跳梁を許している。
今回の災害が想定を超えた規模の津波に起因するとは言え、三陸海岸に面した地域に立地した原発が多重防護に徹していれば之ほどの日本発の世界景気攪乱は避けられた筈と断定するのは酷であろうか。
手元の資料を振り返ると、2001年に電力自由化の旗手エンロンの不正に端を発した世界同時株安では、新聞に今回同様巨大記事が躍った。
「NY株1万ドル割れ」「世界10中銀同時利下げ」「米追加金融対策77兆円」「東証終値7、162円」などなど。
その後の2006年に発生したサブプライムロ-ンに起因したリーマンプラザ-ズ破綻で受けた世界経済の深手は、いまだに尾を引いているから、今回の福島原発事故が「スリーマイル原発事故」以下に押さえ込みに成功するかどうかは兎も角、日本の今後の展望は決して暗くは無い。
被災地での不通の人々の驚くばかりの感動の行動とか、自衛隊員などの必死の原発事故対応が日本を救ったと、プログ先生も記録に残すことと思っております。
日経連の米倉弘昌会長のこの度のノー天気な発言が結果的に的中したとしても、驚くべき先見性として称賛されるかどうか、それが立証される日は案外早く訪れるかも知れない。

  • 伊東 裕
  • 2011年03月19日 16:13

伊東さん この1週間は福島原発のはらはらさせるニュースの連続で疲れました。それもまだ終わっていなくて、長引きそうです。札幌は表面上は被害がなかったのですが、現代社会は有機的につながっているので、影響は目に見えない形で現れてくると思います。事実、テレビで大災害を視て、気分的に落ち込む事からして影響があります。原発もまだまだ予断を許さない状況にあるのですが、少しずつ改善に向かっているようで、朝刊の見出しがどんどん小さくなって行くのを期待しています。 

  • 探検隊長
  • 2011年03月19日 17:52
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