2011年03月19日
狸小路西6丁目のPONSA像
最初この石の彫刻を見た時、これが何を象ったものかわからなかった。作品名がPONSAとあっても、意味するものが判然としない。後で気がついたのだが、作品の設置場所が狸小路であり、これは狸がモデルなのである。制作は流政之で、市内にある他の作品にも通じる、黒御影石を磨いた球体を主体にしていて、球は狸の腹である。頭部が梟のようにも見えるので、最初に見た時狸にすぐには結びつかない。雪の季節に雪のマントを羽織ったような姿になると、ますます狸から遠ざかる。
反射する 己の姿 ポンサ(PONSA)撮り
雪マント 羽織る姿の 狸像
- by 秘境探検隊長
- at 03:14
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