2011年03月01日
雪まつりの後の「泉の像」
大通公園のシンボル的存在の「泉の像」は、ニッカウヰスキーの依頼で本郷新が制作している。屋外の彫刻は全季節性のものがよいのだけれど、具象的な像ではこの条件を満たすのが難しい。特に、裸婦やそれに近い彫刻を、雪の季節に見るのは寒々としている。トウシューズを履いたこの三人のバレリーナの像も、雪まつりのイベント時にはスノーボード競技会場の下になって、その姿を隠している。雪まつりが終わって姿を現しても、雪で覆われた公園では近寄って見る人もいない。
踊り子を 見る人もなく 雪舞台
雨水(あまみず)の 流跡(ながれあと)見え 泉像
- by 秘境探検隊長
- at 13:45
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