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2011年03月10日

宮丘公園のバッコヤナギの冬芽と花

 宮丘公園の雪の林の中に春の兆しはないかと探しにゆく。バッコヤナギ(跋扈柳)の冬芽が膨らんでいる。バッコヤナギとは奇妙な名前である。アイヌ語のpakko(老婦)が語源の説も目に留めたけれど、正確なところはわからない。山に生える大きなネコヤナギといったところである。硬い殻が割れて、毛で覆われた冬芽が顔を出している。あと1ヶ月もすれば冬芽は花に変化する。その花は細いもやしのような花茎の先に、黄色の柱頭を載せたものが密に並んでいる形のものである。

春兆し バッコヤナギの 芽膨らみ

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山道で 黄信号見て 立止まり

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