2011年04月04日
朝日の中の白樺人
白樺の白い木肌は朝日を反射して、他の木に比べると見栄えがする。木の幹に顔のある白樺人が、朝日の中で異なる表情を見せている。口を開け、鼻を赤くして叫んでいるような顔がある。春先の日の光が強まって、それに合わせて声を出しているように見える。朝日の中ですまし顔をしているものもある。濃い眉毛にあるかなおかの目である。日の出と競争するかのような早朝の散歩で、雑木林を抜ける遊歩道で出会う人も無く、じっとたたずんでいる白樺人にカメラを向けてみる。
朝日浴び 白樺人が 叫びおり
濃き眉毛 目は小さくて すまし顔
- by 秘境探検隊長
- at 03:10
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