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2011年04月06日

巨匠の若き時代の南鷹次郎像

 北海道に縁の深い彫刻家佐藤忠良氏の訃報が3月30日の北海道新聞の一面に載っていた。1912(明治45)年生まれで98歳の長寿を全うした。同紙のコラム「卓上四季」でも作品について書かれていて、「首狩り」と言われるほど頭部にこだわった、とある。ほとんど知られていないと思われるけれど、北農ビルのロビーに北農の会長像として置かれている、北海道帝国大学2代総長の南鷹次郎の像は、具象彫刻の巨匠の作である。作者名の表示がなく、彫刻にSato、1932がわずかに見える。

首狩りの 若き巨匠の 南像

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かろうじて Sato(サトウ)と読めて 巨匠作

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