2011年04月07日
木の間から見る街
宮丘公園の遊歩道は坂道になっている。林道を歩くと、朝日に輝く雑木林を通して下の方に街が見える。描く絵のテーマが林で、その下絵に家々があるようだ。朝日を浴びて街が輝いている。朝刊は連日福島第一原発の深刻な事故のニュースで埋められていて、大津波の災害を回避できた地域でも、放射能からの避難で街に人が居なくなっている。無人になった街も、木の間から見ている西野の街のように朝日で輝いているであろうに、見えない放射能による、見えない黒影が覆っている。
家々が 描く林の 下絵なり
朝日中 放射能禍の 街思い
- by 秘境探検隊長
- at 12:20
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