2011年04月24日
北大総合博物館の放射能を有する鉱物
北大総合博物館のバックヤード探訪の調査段階で、放射能物質の含まれる鉱物が保管されていると耳にする。福島原発事故以来、放射線(能)の言葉が新聞に載らない日は無い。そんなことも手伝って、放射能を有する鉱物を見せてもらうことにする。近年、大学でも放射能物質の管理には敏感になっていて、標本庫のある部屋には管理者名で無断立入り禁止の張り紙がある。鉱物からの放射線を絶つため、標本は鉛の箱に入れられている。案内役のA先生が開ける鉛箱を覗き込んでみる。
放射線 発する鉱物 潜みおり
標本の 放射線絶ち 鉛箱
- by 秘境探検隊長
- at 07:33
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滅多に見られない貴重な標本とは言え、注意書きを全く気にかける風でもなく覗き込むとは、原発事故発生直後でしたら、秘境プログフアンの中には多分肝を冷す方も居たのでしょうが毎日毎日テレビや新聞で懇切丁寧な発ガンリスク情報を視聴している昨今のことですから、さほど懸念も無くプログを目にしているのかなと思います。
それにしても、稀代の秘境探険家ともなると、ヒマラヤ登山家のような筋金入りの気骨に加えて多少の放射線耐性も身に付けて居るのかなと改めて敬服する次第です。
この放射能物質(多分ウランでしょう)を含む鉱物の取材ビデオは、結局放送されませんでした。安全かどうかの問い合わせが放送局にくると対応が難しかろう、という理由もありました。この時期、放射線に関する報道にはマスコミも神経質にならざるを得ない、といったところです。