2011年05月09日
寒地土木研究所構内のチシマザクラ並木
研究所構内の並木のチシマザクラは、1984(昭和59)年釧路支庁管内浜中町霧多布から苗木200本を取り寄せて植樹したものが大きく育っている。チシマザクラは、北海道や本州北部、千島に分布していて、北海道の記念保護樹林にも指定されている。札幌有数のこの桜並木は桜の開花の季節に一般に開放され、多くの市民が訪れて桜を観賞し写真を撮っている。桜並木は精進川の両岸にあって、川の流れと重ねて桜並木の写真が撮れる。精進川は構内の桜並木を抜けて豊平川と合流する。
桜撮り 水面(みなも)重なり 研究所
精進川 桜木抜けて 終わりなり
- by 秘境探検隊長
- at 07:52
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桜が古来日本人の好きな花のトップに位置しており、その春の花の美しさを表現する語彙には百花繚乱とか春爛漫など最高級の賛辞のほかにも、漢詩・藤田東湖の「正気の歌」には、桜を称えて、「衆芳輿に儔(たぐい)し難し」と詠んでおります。
花の特徴を現すのに、桜のように遠くからで良し、近くからで良しとなると、他にはあまり見当たりません。
我田引水になりますが、私の研究テーマのひまわりも、常に日本人の好きな花の上位5番以内に挙げられており、充分当て嵌まると思っております。
お陰さまで今朝の遠近2枚の桜は、居ながらにして桜の美しさを余すところ無く描写して見せて戴きました。
ヒマワリが日本人に好まれる花の上位5位に入りますか。多分、木花と草花を別のカテゴリーしての話だと思います。札幌人なら木花は、サクラ、ライラック、フジ、バラ、コブシ、アカシアあたりが上位にくるでしょう。草花ではヒマワリの他では、スズラン、スミレ、チューリップ、花ショウブ、キクあたりになりますか。どこぞでアンケートをとると面白いと思います。