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2011年06月15日

札幌市視聴覚障がい者センター

 本日(6月15日)は道新文化センターの8回目の講座である。地下鉄東西線の西18丁目駅の近くにある札幌市視聴覚障がい者情報センターを見学した。所内の見学に先立ち、所長さんから同所の説明を聞く。

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 2班に分かれての見学で、ブログ子が回った順番では、最初は聴覚障がい者による施設の説明で、手話通訳者が通訳してくれる。デジタルTVの言葉が出てくるので、それに対応した手話動作を聞いてみると、デジタルは両方の手の指で0、1の形で表現する。確かにデジタルの基本は0,1であるので、基本を突いている。健常者が手話を覚えるのは大変であるとの質問への答えがあった。

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 視覚障がい者のために、録音図書の製作がボランティアの人たちで行われている。ブログ子の著作「札幌の秘境」、「風景印で巡る札幌の秘境」の録音図書も今年になって製作が進められ、完成していた。朗読された著作を手に持ってもらい、記念撮影である。背後にこれまで録音が終わった録音図書が見える。録音されたブログ子の録音図書のコピーを頂いた。

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 点字図書も製作されている。「広報さっぽろ」の点字版「点字さっぽろ」という冊子が作られているのを初めて知った。ケータイのQRコードに似たパターンをリーダーに読ませると、音声応答をするものがある。このパターンを器具などに貼って、視覚障がい者の手助けをするシステムも見せてもらった。

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 視覚障がい者がパソコンを操作する場合、スクリーン・リーダーが活躍する。パソコン画面の文字データを音声で聞かせてくれる。この音声を頼りに画面を判断し、入力を行ってゆく。画面のテキスト情報をオンラインで点字に変換する装置もあり、IT技術の進歩が、障がい者の大きな助けになっているのが見て理解できる。

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 視聴覚障がい者情報センターの見学終了後は、ベニバナトチノキの並木を見物するため足を延ばす。この木花はそろそろ盛りを過ぎようとしていて、道路に散った紅花の掃除を近くの住民が行っていた。並木には北海道神宮の旗が立っていて、丁度同神宮の例大祭の最中である。

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