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2011年07月15日

伊吹山が故郷のイブキトラノオ

 この花を漢字で書くと、「伊吹虎の尾」となる。伊吹山で見られる、虎の尾に似た花の意味である。滋賀県と岐阜県との県境にある伊吹山と北海道では随分と距離があるけれど、園芸種が我が家の庭に植えられたのだろう。小さな花が密生した花穂が、花茎の先にある。咲き始めは、一つひとつの花は花弁の先端を閉じて風船のような形で、そのうち風船が破れ、蘂が外に顔を出したような形になってくる。かなり長い期間咲いている夏の花で、花が少なくなってくる頃の庭を飾っている。

花の故郷(さと) イブキトラノオ 伊吹山

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花数の 少なき夏の 庭飾り

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