2011年07月15日
名は体を表すハタザオキキョウ
この花の名前はずばりその形からきている。キキョウ(桔梗)の花が旗竿に並んでいる様子を名前に採用している。カンパニュラ(ホタルブクロ)属の花で、学名はカンパニュラ・ラプンクロデスである。ヨーロッパ原産の渡来花で、キキョウに比べると花の開きがすぼんだ形である。キキョウの花弁には筋が目だっているけれど、ハタザオキキョウには花弁の筋がほとんど見られない。雄しべが長く、花の外に顔を出してきている。青紫の花が夏の日に照らされ、夏の花の感じである。
キキョウ似の 花旗竿に 並びおり
カンパニュラ 日に照らされて 夏の花
- by 秘境探検隊長
- at 13:24
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