2011年07月23日
パントマイム劇「The Gate」のDVD
パントマイム劇「The Gate」のDVDが送られてきた。昨年(2010年)10月にパントマイム劇団「SOUKI」が東京で行った公演が収められている。歌舞伎の勧進帳を素材にしていて、安宅の関の大手門のデザインに、ハママシケの陣屋跡の大手門の写真が参考にされた。インターネットでこの写真の使用を求められたのが縁で、このDVDのパッケージにも当方の名前が記されている。劇団の代表の江ノ上陽一氏は、富樫左衛門役で出演しているけれど、どうして赤マントなのかがわからない。
勧進帳 無言劇なり 関所門
我が名前 写真家で出て DVD
- by 秘境探検隊長
- at 09:09
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SOUKIの三五さんがTheGateの広報物の素材を探しているうちに秘境プログのハママシケ大手門に行き着き、この写真の使用許諾を先生にお願いした経緯は、プログのコメント欄を利用して三五さんご自身が書き込んで載っております。
私もあらためて2007-6-4のプログ写真を開いて見ましたが青空を背景にして緑の夏草が生い茂っており,何故にこれが赤一色なのか昨夜来どうしても解からない、との思いは同じで、その正解を2010-9-21の秘境プログ標題「日の出とバラの花」に発見しました。
そのプログの真紅のバラの背景は、普通の青空なのですが「どんどん北の方角に移動する朝の太陽と同じ画面に並べてみたい」が難しく太陽は早々と高度をあげてしまった」とのプログ子先生のご説明です。
秘境カメラマンの「朝の太陽と真紅のバラを一緒に撮りたい」と云う構想は土門拳レベルのSOUKIのカメラマンとか秘境探検カメラマンなどのプロのカメラマンが共通して無意識に備えている必然の資質と理解しました。
秘境探検のテーマとして、このハママシケ大手門を探し当てるまでのご苦労を読みますと真紅の「TheGate]ポスター誕生のストーリー性は既に秘めていたと思うのです。
SOUKIの無言劇「勧進帳」はいずれ北海道でも公演されると思いますが、そのときは「TheGate」誕生の経緯も前段に書き加えられ、秘境シリーズの真価が改めて大きな話題になると思います。
SOUKIの勧進帳は義経一行が山伏姿で違和感がないのですが、富樫と警護の侍が赤いマントになっている演出がわかりません。無言劇なのでわかる、わからないは二の次なのかも知れませんが、それでも赤マントの富樫はわかりません。
話はそれますが、考えてみれば歌舞伎の勧進帳は見たことがありません。それどころか、歌舞伎そのものを見たことがありません。能も大相撲も本物は見たことがなく、それで日本人?と問われると、北海道人です、と答えるより他ないな、と思っています。