2011年08月07日
第一農場の牛と平成のポプラ並木
第一農場の北側は牛の放牧場になっていて、農場の南側から望遠レンズで撮ってみる。牛が寝そべったり、草を食んだりしていてのどかなものである。背後のポプラ並木が写っているけれど、これは北大創基125年を記念して2000年に植樹されたもので、10年も経つとかなり大きな木に育っている。この光景を眺めていると、放射線物質で汚染された稲藁を飼料にして、出荷停止となった肉牛の報道が頭をかすめる。8月は原爆記念日もあり、のどかな風景の中に放射線禍の影を感じる。
放牧場 平成ポプラ 並木見え
牛見れば 放射線禍の 記事連想
- by 秘境探検隊長
- at 10:33
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人類が犯してきた地球生命への危害に対する自然界からの様々な警告は、既に後戻り困難な段階を指し示していると思います。
永年に亘り抱え込んだ難問解決の方向性に一刻も早く軌道修正しなければ「哀れな茹で蛙の危機」から免れる事は到底不可能と思う訳です。
「牛見れば放射線禍の記事思う」は北海道民を代表した実に穏当な5・7・5と思います。
「哀れな茹で蛙の危機」は、まったくそうかも知れません。人間の適応能力で段々熱くなっていくお湯に適応しているつもりで、もう熱湯手前になっているのを知らないなんていうことにならなければよいのだが、と考えてしまいます。