2011年08月20日
身体のデザインの洒落たマダラナガカメムシ
甲虫の背にある模様がはっきりしているものは種の同定がし易い。マダラナガカメムシもそのような部類にはいる。このカメムシは赤い地に黒い左右対称形の模様になっていて、細長の身体全体が何か仮面のように見えてくる。赤と黒の色の組み合わせは、なかなか洒落た感じである。マダラといったありきたりの修飾語でなく、もっとインパクトのある名前にしたらよかったのに、と少々残念である。山が近くにあるような道路脇でも目に留まり、身近な感じがするカメムシである。
カメムシの デザイン優れ 赤と黒
雨の日は 朱色のくすみ 夏の朝
- by 秘境探検隊長
- at 11:33
comments
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確かに、独特の赤味と黒の洒落たデザインを、マダラで済ますのは少々残念で勿体無いのは全く同感です。
プログのカメムシを、口を下に逆さまに立てて改めて見直しますと、左右の目と鼻と八字髭をたくわえた「戦士の仮面」としてそのまま使えそうに思いますが「戦士の仮面カメムシ」では長すぎますので「仮面カメムシ」ではインパクトの度合いは如何でしょうか。
「仮面カメムシ」もよいですね。日本には生息していないのですが、東南アジアには「人面カメムシ」というのが居て、人(日本の武士)の顔そっくりです。