2011年08月23日
シャクの上のキアゲハの幼虫
北大の遺跡保存庭園に野の花を撮りに行った時、庭園入口のところでセリ科のシャクの花に大きな幼虫が多数いるのが目に入る。黒や橙の模様がはっきりしている太目の体つきのもので、キアゲハの幼虫である。幼虫にも齢があり、各齢のものが同居している。4回脱皮して、地が薄緑色の5齢目の幼虫がいる。この終齢の青虫が脱皮してさなぎになる蛹化を経て、蛹から羽化して成虫のキアゲハの誕生である。アゲハチョウは、幼虫時代に脱皮を繰り返して大きくなっていくのである。
終齢の キアゲハ幼虫 蛹化(ようか)待ち
4齢と 5齢が同居 シャクの上
- by 秘境探検隊長
- at 02:44
comments
コメントを入力してください
以前、西野の住宅の敷地花壇に山椒を植えており、毎年決まって蝶の大きな幼虫が育っておりました。
小学生の頃、山蚕を紙箱に飼育しておりましたので、スベスベしたおおきな幼虫に触るのは慣れておりましたが、脱皮については全く記憶が無く、好奇心だけで、観察はいい加減だったようです。
ネットの画像で終齢期の幼虫が脱皮して蛹になる状況を見ると、不思議な感じです。蛹化の現場や羽化の現場に居合わせた機会がないのですが、きっと感動ものではないかと思います。、