2011年09月13日
今朝(9月13日)の一枚
カメムシを 撮る背景に 車空
澄んだ空気の庭に出て虫撮りである。コスモスの花にアシアカカメヌシが朝露に濡れてじっとしている。名前の通りの脚の赤色が、コスモスの薄いピンク色の上で目立つ。宿泊した御一行様の自動車が、朝日の中で地上に落ちた空のようである。
- by 秘境探検隊長
- at 06:53
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2011年09月13日
カメムシを 撮る背景に 車空
澄んだ空気の庭に出て虫撮りである。コスモスの花にアシアカカメヌシが朝露に濡れてじっとしている。名前の通りの脚の赤色が、コスモスの薄いピンク色の上で目立つ。宿泊した御一行様の自動車が、朝日の中で地上に落ちた空のようである。
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昨年10月9日のプログで千歳駅前から夕空を眺めて描写した5・7・5の一齣に、暫し目が点になりました。
「天空に落とす陽の石 雲波紋」であります。
多分秘境フアンの中には、俳句や川柳を好きな方は少なくないと思いますが、このようなスタイルは、いまだかって経験が無く、今朝の一枚は、それに続く衝撃です。
今朝のこのプログ画像は、一瞬、季節の主役コスモスと虫シリーズのアシアカカメムシとの絶妙なコンビネーションを訴求しているのかと思ったのですが、さにあらず、背景にたまたま写った車の今朝の青空のようなブルーについて(確かに車の存在に多少違和感があり、いつもと少し違うとは思いましたが)「朝日の中で地上に落ちた空のようである」との意表を突くプログ子先生の類例の無い独特の描写手法をあらためて実感しました。
伊東さんに再三取り上げていただいている「天空に 落とす陽の石 雲波紋」の一句は、ブログ子の爪句の中でも秀作(本人が言うのも何ですが)のように思えてきました。