2011年09月19日
ミドリヒョウモンの雄雌判定
タテハチョウ科のヒョウモンチョウは種類が多く、翅に現われる豹紋が微妙に違っている。撮ってきた写真の翅の模様を図鑑のものと比較して、ミドリヒョウモンと判定する。名前にある緑の修飾語は、後翅裏側が緑を帯びることによる。オレンジ色のものが雄、少し褪せた色のものが雌で、写真に撮った異なる色のヒョウモンチョウを比べて、雄と雌の区別も同時に判定をする。判定をより確かなものにするためには、蝶を採取して調べるとよいのだろうが、そこまでする気はなかった。
色の濃き ミドリヒョウモン 雄判定
翅(はね)ちぎれ 蝶の季節も 僅かなり
- by 秘境探検隊長
- at 01:09
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最近は蝶類を余り見かけなくなりましたのに、この様にプログに同時に雄雌を揃えて載せるのは大変なご苦労なことと思います。
さらに写真も爪句も、蝶の盛りの夏が過ぎて、羽根の傷み具合は移り行く秋への気配を感じさせてくれます。
この時季に撮ることのできる蝶は押しなべて翅が痛んでいます。そろそろ虫達の季節も終わろうとしていて、このブログの虫のテーマも後どのくらい続けられるか、といったところです。