2011年09月24日
虫の背中に現われる人面
虫は意図してデザインしている訳ではないと思うけれど、これは人の顔と思える模様を背中で表現しているものがある。ミミズクの背中に現われているのは、帽子を被った年寄りの顔である。目、鼻、口に頬髯や顎鬚も見事で匠の技である。虫達の人面コンテストがあれば、優勝に限りなく近い。エゾアオカメムシと思われる幼虫の背中には、シンプルなデザインのにっこり顔である。子供は人間に限らず動物でも可愛いものだが、カメムシまで背中で可愛さを表現するものかと感心する。
ミミズクの 年寄り顔は 匠技
可愛さは 背中の笑顔 幼な虫
- by 秘境探検隊長
- at 01:50
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これまでの都市秘境に登場した人面像とか猿面像などにはその都度、良く見つけたものと感服しておりましたが、今朝の老人面には暫し絶句しました。
私の持論では、生物が生存して行く為の目・鼻・口・耳・などの外部環境に対応する諸器官は総て頭部に集約されており、すでに細胞段階で上記器官を形成する機能を万能細胞が受け継いでいるように思います。
今朝の老人面や幼児面は進化の過程で背中に発現したもので、必ず個体内に存在する万能細胞が場所を間違えて背中に形成したように思います。
人面像はプログ子先生の並外れた観察と着目で次第にベールを剥がされ明らかになって登場したのが、今朝の老人面と位置付けました。
ブログ子も虫撮りを始める前には、ミミズクなんていうセミもどきの虫がいたなどとは知りませんでした。まして、この虫が翁顔を背負っているなんて、ブログ子にとっては大発見でした。
カメムシも幼虫から脱皮しながら成虫になっていくとは、古希になって知ったことです。
コメントを入力してくださいなんていうむしなんですかね?
匿名さん 説明文中にある「ミミズク」です。