2011年10月31日
黄色の構内で自己主張する紅葉
構内の秋の色の主流は、イチョウ並木の黄葉に代表される黄色である。並木でなくても構内にはイチョウの大木があって、秋には見事な黄色で見る人を楽しませてくれる。主流の黄葉に負けじと、紅葉も見事な紅色で自己主張である。クラーク会館の前に楓が土盛の上に植えられていて、早々と赤い衣装の披露である。ここが南端となり構内のメインストリートが北に延びる。ここから北に進むと、通りの西側に総合博物館があり、建物の前の楓が黄色から紅にお色直しの最中である。
黄構内 紅色添える 楓かな
黄色から お色直しの 紅衣装
- by 秘境探検隊長
- at 14:02
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秘境中の秘境で注目度の高い総合博物館のドーム状の門で切り取った満開の紅葉には、表現する適当な言葉が見つかりませんが、歴史の浅い札幌に在る多くの意外な都市秘境に対し、爪句などで指し示されるまでは全く気づかずに見過ごしております。
私たちの目は、札幌に永く住んでいて秘境を見ている筈なのに見れども見えずの節穴です。
札幌は歴史を感じさせる重厚な建物が多いとはいえず、加えて紅黄葉と重ねて写真を撮ることの出来る北大の旧理学部(現総合博物館)の建物は、写真を撮る者にとっても貴重な存在です。