2011年11月13日
花木園の新渡戸稲造顕彰碑
花木園は年毎に整備されてきている。その入口正面に当たるところに新渡戸稲造顕彰碑がある。国際連盟の事務次長を務め国際的に活躍し、太平洋の橋たらんとした。「武士道」の名著もある。働く子弟に学びの場を提供した遠友夜学校は、新渡戸の妻のメアリー(日本名万里子)の資金的協力も得て創設された。これに因み構内に「遠友学舎」の名前の付く建物がある。顕彰碑の傍に、アカガシワの大木があり、パノラマ写真を撮ると、胸像の両側で紅葉と黄葉の飾りの競い合いである。
新渡戸橋 太平洋に 架かるなり
顕彰碑 紅黄競い アカガシワ
- by 秘境探検隊長
- at 09:34
comments
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北大キャンパス内にはクラーク博士の像は多いのですが、これまでに新渡戸稲造顕彰碑の所在位置は明確には思い浮かびませんでした。
今朝の写真の紅葉と黄葉は、まるで華麗な花で飾られた新しい記念碑のようで、偉人に相応しい顕彰碑ですね。
上の爪句も「太平洋に掛かる虹の大橋」を連想し、印象深く残りました。
秋が深くなってからこの場所を訪れると、アカガシワの大木の紅黄葉が見事なことに気がつきました。北大のキャンパスの見所は、秋に葉が色づく樹木である点を再確認しています。