2011年11月16日
都市秘境散策講座7回目
天気予報では曇り後雪で、天気を気にしながら市電の西線14条駅に集合する。集合時は少々寒かった。ここから歩いて本田明二ギャラリーに行く。旭川のスタルヒン球場前にあるスタルヒン投手のブロンズ像制作に使用された石膏像が一番目を惹いた。今回は木彫りの彫刻の展示が多かった。
この美術館は彫刻家本田明二の遺族が運営していて、説明役は本田明二の娘さんの近藤泉さんに行っていただいた。
螺旋階段を登って2階も見学である。
本田明二ギャラリーから歩いて山鼻公園に行く。園内のイチョウやプラタナスの黄葉を見る。葉の落ちたイチョウの木に銀杏が鈴なりに生っていたのが印象的だった。山鼻公園の向かいの山鼻小学校の敷地横の行啓通沿いに、京都から運んで大きく育てたカエデの並木があって、丁度紅葉の見ごろであった。このカエデは同小学校の校木になっている。
山鼻公園には明治天皇が指差して聞かれた柏の大木が「お声がかりの柏」としてあったのが、枯死し、その木からの2世の若木が山鼻小学校の敷地内にあるので、これを見る。
次に山鼻記念会館の2階にある開拓の資料を集めた展示室を覗く。水曜日は休館日であったけれど、前もって交渉していたので、開けてもらい、室内を見学する。
山鼻は山鼻屯田の兵村が開設され、その開設記念碑が山鼻公園にある。毎年この記念碑の前で記念館のイベントが行われるとのことで、今年の集合写真もあった。
この記念館は1階にスィーツの店がテナントとして入っていて、そのテナント料で会館の維持を行っているとの説明を受けた。ここで解散の形となったので、参加者の幾人かはこの店に寄ってから帰ったようである。店に立ち寄らない組は、市電の行啓通駅か地下鉄の幌平橋駅から帰宅である。天気予報は外れて、歩いている時も、その後もお日様が出て、雪は降らなかった。
- by 秘境探検隊長
- at 16:13
comments
この日は雪のピークと天気予報で何度も繰り返していたので覚悟して行きましたが、結局1日中降りませんでしたね。
噂通り、先生はやはり晴れ男でしょうか^^
あの日は記念館の1階で美味しいピザを食べて帰りました。人気があるお店って聞いていた通り、ピザは札幌で今まで食べた中で1番美味しかったです!!
ミズトメさん いや、あの日は私も吹雪にでもなったらどうしようか、と思いながら出向きました。晴れ男の神通力もあまり効かないのが、あの日だけはどうにか効いて・・・
ピザで有名な店でしたか。それは調査不足でした。う~む、私も食べてみたかった。