2011年12月22日
肥満体に見えるシマエナガ
小さな体のせいか、今まで注意から漏れていた野鳥にシマエナガがいる。写真を撮り鳥の名前を知ってからはよく目につくようになった。シマエナガは小柄な鳥ながら、太った肥満体に見える。枝の一方に雪の塊があり、他方に白い体毛のシマエナガが止まっていると、雪の塊を分銅にした天秤ばかりで体重測定をしているようにも見えてくる。カラマツの枝に止まって頭を少し傾けた様子は、体重が増えた悩みを抱えた姿なのだ、と勝手な想像である。野鳥も擬人化して考えると面白い。
天秤で 雪の分銅 体重計
肥満体 悩むが如く シマエナガ
- by 秘境探検隊長
- at 05:51
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「天秤で雪の分銅体重計」とか、シマエナガのコロッとした体型を「肥満体悩むが如く」と表現する爪句様式は「サイエンス系」と「心理学系」との２面を併せ備えた独特の天性と思います。
この肥満体に見える野鳥に今まで気が付かなかったのが不思議なくらいです。自宅から裏山に通じる道の辺りで時々見かけます。どうも野鳥のテリトリーがあるみたいで、野鳥観察のスポットというものがありそうだ、と最近気づいています。