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2011年12月27日

柱サボテンのリプサリス・ケレウスクラ

 緑の茎にところどころくびれがあり、円筒状をつなげて伸びる奇妙な植物が鉢の中にある。まるで手芸作品のようである。植物園の温室のサボテンの部屋にあって、原生国としてブラジル東部、パラグアイ、ウルグアイが記された名札がある。後で調べてリプサリス属の柱サボテンと知る。日常生活の中でパラグアイやウルグアイと出合うことはほとんどなく、国の位置も地図を見てやっとはっきりする。珍しいサボテンが、これらのスペイン語が話されている国を認識させてくれた。

茎くびれ 手芸作品 鉢の中

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ウルグアイ 位置はどこかと 地図開き

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バイオ系サイエンスの専門書ではアミノ酸とか糖鎖の構造解析に、色分けした炭素・水素・酸素・窒素・燐などの元素原子を示す球と棒で複雑な模型化しておりますが、このサボテンが薄いグリーンである点を除けばそっくりな形状に驚きました。
植物の光合成の機能も凄いと思いますが、こんな構造の前には人知は遥かに霞んで見える一枚です。

  • 伊東裕
  • 2011年12月27日 12:21

 言われてみると、何かの物質の分子モデルのようでもあります。自然界には奇妙なデザインの植物がありますが、それは何かの理由でそうなっているのでしょう。不思議といえば不思議です。

  • ブログ子
  • 2011年12月27日 12:49
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