2012年02月20日
孤独を好むシメ
ドイツトウヒと思われる木にシメが止まっている。分類で言えばスズメ目アトリ科シメ属となる。太い嘴に特徴があり、嘴の下の部分が少し黒毛になっている。嘴の感じはカワラヒワに似ている。スズメよりは大きいけれど、ヒヨドリよりは小さい。群れを作らない鳥のようで、1羽か2羽で辺りを窺っている。望遠レンズで捉えた姿では、地味な配色で斑点模様もなく、写真の被写体としては物足りない。枝に残った木の実などを餌にしているようで、夏場より冬場目につく鳥である。
高みにて 孤独好むか シメ一羽
松かさは 餌になるのか シメの居り
- by 秘境探検隊長
- at 04:15
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シメの名前が印象深く以前から気になっておりましたので、いろいろとよく判りました。
特に、松かさの松の実の市販品はナッツ類の中でも高価で栄養価は抜群に高く、鳥にとっては松かさの中は食べにくかろうと思いましたが、太いくちばしに特徴があるとの説明に納得出来ました。
ちょっと見慣れない野鳥を目にすると、シメシメと思って写真を撮ります(下手な駄洒落です(^-^;)野鳥もこの時期が一番餌探しに苦労するのでしょうね。