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2012年07月11日

都市秘境散策講座-UHB

 今日は都市秘境散策講座の2回目で、北海道文化放送(UHB)の見学である。以前にも同社の見学をしたことがあるけれど、今回は今年から同社屋上で始まった都市養蜂プロジェクトの採蜜の様子を見学させてもらった。
 同社の屋上は都心部でも見晴らしが良く、ミツバチの巣を設置するには好ロケーションである。ミツバチは人間を刺したりしないそうであるけれど、用心のため網付の帽子を被って見学である。巣箱は二箇所にあってミツバチが群がっていた。

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 採蜜を行っている社員がミツバチの巣を手にしていろいろ説明してくれる。蜜源としてユリノキが出てきたのはちょっと意外である。1mほど離れた二つの巣箱の自分のものを認識し、必ずそこに戻るのだそうで、不思議の一言である。たまに戻れなくなった蜂は朝帰りをするそうである。ミツバチは黒い物体を見ると熊と思い込み、攻撃するそうである。黒色のカラスも攻撃を受けるので、同社の周囲にカラスを見かけなくなったとの説明を聞く。

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 巣箱から取り出した巣には蜜がびっしりとついていて、参加者はそれを舐めさせてもらった。フレッシュハニーで甘かった。ここでは50kgぐらいは採取できるだろうとのことで、市内のデパートで売り出される計画もあるとのことである。参加者から是非買いたいという声があった。個人的に養蜂を行う場合は道庁からの許可が必要で、蜂なのに豚や牛を飼うのと同等にみなされるのだそうである。

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 ミツバチの採蜜の様子を見た後は、本来のテレビ局の放送現場を見せてもらう。同社のバラエティ番組用のスタジオは、東京を除き以北では最大のものであるとの説明を受けた。民放はデジタルに移行に際して大きな投資を行っている。経費負担軽減のため、手稲山の放送アンテナは民放各社で共用とも聞いた。

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 放送の技術的な説明もあり、クロマキーの実際を映像で説明を受ける。同局のクロマキーは緑系統で、天気予報のお姉さんは緑系の服を着て放送はできない。

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 帰りがけに玄関ホールのところにマスコットキャラクターの「みちゅバチ」をデザインした風景社印が置かれていて、参加者は記念の捺印である。この「みちゅバチ」に関連つけて同社の養蜂プロジェクトが始まっている。風景社印の方は当方の提案を、現社長の新蔵博雅氏が採り上げてくれ、放送にもされた経緯がある。今回の同社見学には、新蔵社長と案内役の小林和仁編成局局長にお世話になっており、感謝である。参加者は全員で18名であった。

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