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2012年09月26日

札幌市本庁舎の島義勇初代判官像

 札幌市本庁舎の1Fロビーに大きなブロンズがある。初代判官島義勇像で、作家は山内壮夫である。島は肥前(現佐賀県)の人で、明治政府から札幌本府の開発を命ぜられ、円山の小高い地から札幌の原野を眺め、将来五州第一の都市にしようと札幌市の都市構想を立てたと伝えられている。像はそのような状況のもとでの島判官の姿を表している。しかし、十分な開発予算も得られず、三ヶ月半という志の初期段階で不本意に札幌を去っている。像の方は喫茶店の横で変る時代を見ている。

島判官 手かざし見ても ロビーなり

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市庁舎の ロビーに茶店 時代なり

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(画像クリックでパノラマ動画)

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今日丁度札幌市庁舎に用件あり珈琲を飲みながらじっくり見上げて来ました。
「他日五洲第一の都」構想は大いに気に入りました。

  • 伊東 裕
  • 2012年04月16日 21:30

 開拓期の事とはいえ、島判官は気宇壮大ですね。現代は閉塞感というか、気分がしぼんでしまう時代にあるような気がします。

  • ブログ子
  • 2012年04月16日 23:16

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一昨日も島判官の像を見上げてきましたが、春に訪れたときとは印象が随分と変わりました
    五洲一 秘境巡りに 爪句かな
    五洲一 巡るテキスト 爪句あり

  • 伊東 裕
  • 2012年09月26日 15:52

 今度島判官像を見に行った時、ロビーの喫茶店でコーヒーでも飲んでみようかな、と思っています。

  • ブログ子
  • 2012年09月26日 16:40
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