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2012年11月04日

日光の旅⑩

 先のブログに書いたように、日光旅行の初日にパノラマ撮影用魚眼レンズを落として、レンズが使えなくなったので、二日目の奥日光観光では普通のカメラ撮影である。しかし、ものは試しと魚眼レンズの代わりに固定焦点レンズを使ってパノラマ写真を撮っておく。後でステッチ(写真の張り合わせ)を行うと、360°とはいかないまでもパノラマ写真になることがわかる。それならもっと撮影しておけばよかったと思うが、後の祭りである。
 中禅寺湖を撮った写真には、右側に頂上に雲がかかった男体山(2486m)が写っている。2日前に初冠雪だったそうである。写真中央奥に雪を被った一際高い山が日光白根山(2578m)である。
 中禅寺湖の周囲は紅葉が進んでいて、格好の写真の被写体である。湖を見下ろして写真に撮る場合の、最高の被写体になるのが八丁出島と呼ばれているところである。出島が湖の中に延びていて、出島全体が紅黄葉で彩られている。パノラマ写真では左下の部分に八丁出島が写っていて、旅行後改めてこの出色の景観を見返している。

再発見 八丁出島 出色景



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断り書きを読まなければ、引き付け拡大や回転機能も効いており、魚眼レンズで撮ったとはとても思えないパノラマですね。
それにしても八丁出島の紅葉は見事で、「出色景」についても、形容詞の「出色」と紅葉の「景色」を合成した例は思い当たらなく新鮮な発見です。
いずれ、日本語独特の語彙を駆使した秘境爪句の英訳版を出版するときに、今朝の「出色景」を何と翻訳するのか、翻訳家の苦労が目に浮かびます。

  • 伊東 裕
  • 2012年11月04日 15:48

 中禅寺湖に突き出した半島がどうして八丁出島と呼ばれるのかネットで調べてもよく分かりませんでした。札幌には「八丁だるま」と名前のついた石の彫刻がありますが、これは大通り西八丁目にあるからだと思います。札幌の紅葉も昨日今日の雨風でそろそろ終わりに近づいてきているようです。

  • ブログ子
  • 2012年11月04日 16:44
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