秘境１００選 Ver2 | 爪句＠今日（9月12日）の一枚

2013年09月12日

ミナズキの　色の伝えて　夏逝けり

　庭のミナズキの花が赤くなり始めた。タイやカンボジアの気温に慣れて帰国したせいか、朝の大気がひんやりと感じられる。ミナズキの色変わりとこの大気の中で、例年のように色々の事のあった今年の夏も又逝ってしまうのかとの思いが強い。

コメントを入力してください
季節の移り変りを教えてくれるのは花であることは当然として、同じ花で実感するのは何んと言ってもアジサイ系ですね。
「芭蕉の、行く春や‥」とか「桐一葉落ちてこの世の‥」「階前の梧葉既秋声」など、季節の変わり目は名作を生むようですね。

　ナナカマドの実も赤くなって来ていますが、葉の方は未だ青々としています。日中は結構暑く、残暑です。しかし、札幌ですから急速に寒くなっていくのを、ミナズキの花の色変わりが教えてくれているようです。