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2009年12月10日

風景印でめぐる札幌の秘境

 標記の本の表紙の色校も一段落です。写真の写りが少々悪いですけれど、このような表紙の本になります。北海道新聞社から上梓する2冊目の都市秘境本です。12月20日頃には書店に並ぶ予定です。風景印とは何か、風景印にデザインされている札幌の秘境とは何か、に興味のある方、書店でこの本を手に取ってみてください。その上で、購入していただけると有難いです。

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2009年12月08日

「風景印でめぐる札幌の秘境」色校

 標記の本も、色校の段階まで進んだ。出版元の道新の出版局に出向いて、色校校正作業である(実際のところ、著者としては、この段階で読み込みはほとんどしなかった)。色校刷りの向こうに、出版局の部屋の様子が写っている。ここまでくると、もう少しでこの本も陽の目をみることになるだろう。来週末には、刷り上った本を手にすることができるのではないかと思っている。

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2009年11月27日

手の戻り

 囲碁で手が戻るという言い方がある。もう処理が終わっていると思っていた局所に手を入れて、自陣の補強をせねばならぬ場面で使われる言葉である。仕事でも、もう終わっているかと思っていると、改めて処理せねばならなくなる場合にも、この言葉を使いたい。

 「風景印でめぐる札幌の秘境」も、後は出来上がりを待つばかりかと思っていたら、手が戻ってしまった。索引を5ページから2ページに減らしてほしいとのことで、その作業を行っている。

 索引も原稿のうちで、原稿を書いて印刷された段階で大幅(半分以上)に減らせといわれて作業するのも涙である。原稿は増やせと言われるとより、用意したものを減らせといわれる方が、心理的に対処が難しい。どれを取り除くかは、どれを加えるかより難しいのは、その他のことでも同じである。

 まあ、人生加算から減算の局面に入っているので、この手の戻りは、少しばかりそれを象徴していることだと思って、赤字で索引項目を消していっている。

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2009年05月13日

「札幌の秘境」の地図処理

 「札幌の秘境」の出版も最終段階で、本文に合わせて秘境の場所の地図を巻末に付けようと地図処理の校正を行っている。場所を書き込む原図が小さいので、大きな地図(道路地図)では正確な場所を指摘できても、小さな地図ではそれが難しい。地図処理の現場にいて指示するわけでもなく、ゲラ刷りの原稿の上でこれを行うのはなかなか難しい。歩いた川の流れを地図に書き込むのも、正確を期すと手間取る。
 色々あって、出版日は6月上旬にずれたけれど、後一ヶ月すればこの本も日の目をみることになる。

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2009年05月06日

札幌の秘境

 「札幌の秘境」と書名が決まった本の校正の最終段階にある。連休中の仕事だったのだが、延ばし延ばしで連休最後の日まで仕事を引っ張っている。校正作業はある意味、自分の書いた原稿に自分でケチをつける作業で、新しい文章を読む訳でもなく、気が進まない。思い込みがあるから、誤った記述でも本人は見逃してしまって、ただ字面に目を泳がせているだけで、仕事をしている気がしない。ともかく、校正が終われば、予定では、今月末には本が発行されることになる。

 今回の出版は出版社が企画して、当方は著者に徹している(つまり出版記念会なんかを著者自ら企画して、本を売る努力をする必要がない)。この点は楽である。ただ、今までの実態が自費出版本に比べると発行部数が多い(札幌のご当地本でも、例えば九州の書店から注文があった場合、それに応じて配本する必要がある。で、ある程度の部数は最初に刷っておかねばならないそうだ。これは知らなかった)。本が売れなければ出版社が責任を持って回収し、裁断処分にする(税金上の問題で、商品を破棄しなければ在庫に税金がかけられる。これも知らなかった)。裁断に回される分が少ないことを願うのみである。

 これまで実態は著者=出版社の感じでやってきて、今回、著者 not equal 出版社の経験で、いろいろ勉強になった。

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2009年04月28日

ゴジュウカラ

 以前に投稿した「都市秘境を歩こう講座3回目」にゴジュウカラの写真を載せておいたけれど、どこにゴジュウカラがいるのか、この写真ではほとんどわからない。そこで、ゴジュウカラの部分を拡大した写真を載せておく。拡大写真にすると、木の幹を頭を下にして降りてくるこの鳥の習性がわかる。
 コンパクトデジカメ(コンデジ)を手の中に持って、現れるのを予想もしない野鳥を急に撮ると、単なる風景写真になってしまう。野鳥を撮るのは、その用意をしてゆき(かなりの装備になりそう)、ひたすら野鳥の現れるのを待つ忍の一字を受け入れることのできる人でなければ難しい。当方には無理である。

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 円山公園で、偶然遭遇したゴジュウカラの写真がある。急なことと、これまたコンデジであったため、写真のフォーカスが合っていない。しかし、この写真を近々出版予定の本に載せることにしている。
 機材に大枚をはたいて、膨大な時間を費やして、野鳥の写真を撮っている人から見れば、この写真がゴジュウカラの写真で掲載されるのは、不満だろうな、とは思っている。しかし、まあ野鳥がテーマの本ではないので、ご勘弁を、というところである。

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2009年03月13日

平和の滝

 平和の滝の風景印に関して投稿したけれど、札幌の秘境本のver2の位置付けのものを出版準備中で、平和の滝も取材対象に選んでいる。写真は平和の滝と星置の滝の校正刷り部分である。

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 滝に関しては、有明と滝野の滝巡りもテーマに取り上げている。精進川の滝も入れている。

 これから、取材場所の地図作成となるのだが、これは出版社の仕事に割り振っていて、さてどんなものが出来てくるのだろうか。ともかく、5月頃にこの本が日の目を見るようになれば、と思っている。

2009年03月06日

札幌秘境本校正

 札幌の都市秘境をテーマにした本(未だ書名が決まっていない)の校正作業の2校目の段階に入っていて、その作業に時間を使っています。
 2校目の段階でも手直しをしいところもあって、最小限のところでの手直しです。添付の地図の形も見えてこないので、「あとがき」も後回しです。
 既刊の「札幌秘境100選」にならった訳ではないのですが、この本も「秘境の茶室」から始めています。

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2009年02月17日

校正作業の便利な用具

 校正作業でこれは便利と思うものを使っている。校正作業は従来は赤鉛筆か赤ボールペンを用いていた。しかし、校正段階で修正文章をゲラ刷りの余白に手書きしていて、気が変わった時、これを消す作業が面倒である。この点、こするだけで消えるボールペンを使ってみて、これがすこぶる使い勝手が良い。消して何度でも余白に書き込めるので、一度使うと止められない。

 次に、校正し終わったゲラ刷りのコピーを再度の検討用に手元に残しておきたい。コピーする手もあるけれど、枚数が多くなると面倒である。第一コピー機が手元になければお手上げである。コピー代も馬鹿にならない。

 そこで出番はデジカメである。パチパチと写しておいて、PCに取り込んでおく。もし校正を見返す必要があれば、PC画面で拡大してみれば事足りる。必要とあればコピーもできる。デジカメがこんなところで威力を発揮するとは思わなかった。文筆稼業(駆け出しではあるけれど、最近は文筆家の仲間に入りつつある)にはなくてなならない用具である。

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2009年02月15日

校正に飽きたので一休み

 本の校正は自分の書いた同じ文章を何度も読んで、間違いを探す作業なので、続けていると飽きてくる。で、またまたブログの書き込みなんかに手を出してしまう。

 鳥の写真はプロの写真家でもないので、上手く撮れたものがない。そのうちでも、アオサギの写真は本に載せてもまあ耐えられる出来かと、載せるつもりでいる。

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 頭を下にして木の幹を降りてくる奇妙な習性のゴジュウカラのピンボケ写真も、野鳥撮影の根性がない当方にとっては、めったに撮れるものでないので、これも載せておくかと思っている。

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2009年02月10日

Just English Press

 英語に親しもうというコンセプトで発行されているJust English Pressという月刊誌がある。この2月号に「江別・北広島秘境100選」が紹介されている。

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 紹介されているテーマは北広島市の「平和の灯公園」である。この公園に常時点されていると紹介されている原爆の火が、実際には見えない、という点を取り上げている。

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 現在出版準備中の札幌の秘境本(書名がまだ決まっていない)では、札幌西区の日登寺境内にある「原爆の火」を取り上げている。こちらの方は昼間でも灯篭のランプ内に炎を見ることができる。

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2009年02月06日

手稲山からみた前田森林公園の運河

 先の投稿にある、手稲山頂から見た前田森林公園の運河の写真を載せるとよいのですが、このブログ、読み手へのサービス精神があまりないので、現在準備中の秘境本のゲラ刷りの1ページにこの写真が出ているので、それを載せておきます。右のページの左下部分に運河の写真がありますが、これではあまりはっきりしないでしょう。

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2009年02月05日

札幌秘境本の出版

 自称「都市秘境作家」で世の中を渡って行くため、少しは秘境本の著作を増やさねば、と現在書名も決まっていない著作(「秘境」と「札幌」がキーワードになるのは確かなのですが)の出版準備をしています。札幌の秘境50テーマの取材を終え、文章と写真の割付の検討中です。取材の一部はこのブログにも載せています。サイロのテーマなどがそうです。

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 取材と文章化を一人で行うと、チェックが無く、記述の不正確さに気が付かない点が気になります。まあ、コンピュータのプログラムのように、「.」と「,」の違いで、プログラム全部が動かなくなる、といったことに足をとられるプログラム作りの馬鹿馬鹿しい作業ではないので、楽しみながらやっているところもあります。

 写真も素人で、これが本になります。プロの写真家の目からは突っ込みが入りそうです。ただ、プロとアマの差は、技量の差という以上に、それを生業としてやってゆけるかどうかの差にあります。と、書いてみて、都市秘境作家で生計を立てている訳でもないので、やはり素人か、と気がついたりしています。