2009年12月10日
2009年12月08日
「風景印でめぐる札幌の秘境」色校
2009年11月27日
手の戻り
囲碁で手が戻るという言い方がある。もう処理が終わっていると思っていた局所に手を入れて、自陣の補強をせねばならぬ場面で使われる言葉である。仕事でも、もう終わっているかと思っていると、改めて処理せねばならなくなる場合にも、この言葉を使いたい。
「風景印でめぐる札幌の秘境」も、後は出来上がりを待つばかりかと思っていたら、手が戻ってしまった。索引を5ページから2ページに減らしてほしいとのことで、その作業を行っている。
索引も原稿のうちで、原稿を書いて印刷された段階で大幅(半分以上)に減らせといわれて作業するのも涙である。原稿は増やせと言われるとより、用意したものを減らせといわれる方が、心理的に対処が難しい。どれを取り除くかは、どれを加えるかより難しいのは、その他のことでも同じである。
まあ、人生加算から減算の局面に入っているので、この手の戻りは、少しばかりそれを象徴していることだと思って、赤字で索引項目を消していっている。
2009年05月13日
「札幌の秘境」の地図処理
2009年05月06日
札幌の秘境
「札幌の秘境」と書名が決まった本の校正の最終段階にある。連休中の仕事だったのだが、延ばし延ばしで連休最後の日まで仕事を引っ張っている。校正作業はある意味、自分の書いた原稿に自分でケチをつける作業で、新しい文章を読む訳でもなく、気が進まない。思い込みがあるから、誤った記述でも本人は見逃してしまって、ただ字面に目を泳がせているだけで、仕事をしている気がしない。ともかく、校正が終われば、予定では、今月末には本が発行されることになる。
今回の出版は出版社が企画して、当方は著者に徹している(つまり出版記念会なんかを著者自ら企画して、本を売る努力をする必要がない)。この点は楽である。ただ、今までの実態が自費出版本に比べると発行部数が多い(札幌のご当地本でも、例えば九州の書店から注文があった場合、それに応じて配本する必要がある。で、ある程度の部数は最初に刷っておかねばならないそうだ。これは知らなかった)。本が売れなければ出版社が責任を持って回収し、裁断処分にする(税金上の問題で、商品を破棄しなければ在庫に税金がかけられる。これも知らなかった)。裁断に回される分が少ないことを願うのみである。
これまで実態は著者=出版社の感じでやってきて、今回、著者 not equal 出版社の経験で、いろいろ勉強になった。
2009年04月28日
ゴジュウカラ
以前に投稿した「都市秘境を歩こう講座3回目」にゴジュウカラの写真を載せておいたけれど、どこにゴジュウカラがいるのか、この写真ではほとんどわからない。そこで、ゴジュウカラの部分を拡大した写真を載せておく。拡大写真にすると、木の幹を頭を下にして降りてくるこの鳥の習性がわかる。
コンパクトデジカメ(コンデジ)を手の中に持って、現れるのを予想もしない野鳥を急に撮ると、単なる風景写真になってしまう。野鳥を撮るのは、その用意をしてゆき(かなりの装備になりそう)、ひたすら野鳥の現れるのを待つ忍の一字を受け入れることのできる人でなければ難しい。当方には無理である。
円山公園で、偶然遭遇したゴジュウカラの写真がある。急なことと、これまたコンデジであったため、写真のフォーカスが合っていない。しかし、この写真を近々出版予定の本に載せることにしている。
機材に大枚をはたいて、膨大な時間を費やして、野鳥の写真を撮っている人から見れば、この写真がゴジュウカラの写真で掲載されるのは、不満だろうな、とは思っている。しかし、まあ野鳥がテーマの本ではないので、ご勘弁を、というところである。
2009年03月13日
平和の滝
2009年03月06日
札幌秘境本校正
2009年02月17日
校正作業の便利な用具
校正作業でこれは便利と思うものを使っている。校正作業は従来は赤鉛筆か赤ボールペンを用いていた。しかし、校正段階で修正文章をゲラ刷りの余白に手書きしていて、気が変わった時、これを消す作業が面倒である。この点、こするだけで消えるボールペンを使ってみて、これがすこぶる使い勝手が良い。消して何度でも余白に書き込めるので、一度使うと止められない。
次に、校正し終わったゲラ刷りのコピーを再度の検討用に手元に残しておきたい。コピーする手もあるけれど、枚数が多くなると面倒である。第一コピー機が手元になければお手上げである。コピー代も馬鹿にならない。
そこで出番はデジカメである。パチパチと写しておいて、PCに取り込んでおく。もし校正を見返す必要があれば、PC画面で拡大してみれば事足りる。必要とあればコピーもできる。デジカメがこんなところで威力を発揮するとは思わなかった。文筆稼業(駆け出しではあるけれど、最近は文筆家の仲間に入りつつある)にはなくてなならない用具である。
2009年02月15日
校正に飽きたので一休み
2009年02月10日
Just English Press
英語に親しもうというコンセプトで発行されているJust English Pressという月刊誌がある。この2月号に「江別・北広島秘境100選」が紹介されている。
紹介されているテーマは北広島市の「平和の灯公園」である。この公園に常時点されていると紹介されている原爆の火が、実際には見えない、という点を取り上げている。
現在出版準備中の札幌の秘境本(書名がまだ決まっていない)では、札幌西区の日登寺境内にある「原爆の火」を取り上げている。こちらの方は昼間でも灯篭のランプ内に炎を見ることができる。
2009年02月06日
手稲山からみた前田森林公園の運河
2009年02月05日
札幌秘境本の出版
自称「都市秘境作家」で世の中を渡って行くため、少しは秘境本の著作を増やさねば、と現在書名も決まっていない著作(「秘境」と「札幌」がキーワードになるのは確かなのですが)の出版準備をしています。札幌の秘境50テーマの取材を終え、文章と写真の割付の検討中です。取材の一部はこのブログにも載せています。サイロのテーマなどがそうです。
取材と文章化を一人で行うと、チェックが無く、記述の不正確さに気が付かない点が気になります。まあ、コンピュータのプログラムのように、「.」と「,」の違いで、プログラム全部が動かなくなる、といったことに足をとられるプログラム作りの馬鹿馬鹿しい作業ではないので、楽しみながらやっているところもあります。
写真も素人で、これが本になります。プロの写真家の目からは突っ込みが入りそうです。ただ、プロとアマの差は、技量の差という以上に、それを生業としてやってゆけるかどうかの差にあります。と、書いてみて、都市秘境作家で生計を立てている訳でもないので、やはり素人か、と気がついたりしています。