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2009年01月15日

爪句@北大の四季

 爪句集豆本のシリーズ4巻目になる、表題の爪句集の校正作業を行っています。これまでと同じく、100テーマ、200爪句が並ぶ予定です。1番目と100番目のページをアップしておきます。出版は2月の下旬ということで作業を進めています。

 北大と限定しているので、今回は在庫が多くなるだろうと予想はしていますが、北大のテーマは思い入れがあるので、この巻は出版できることで満足しているところがあります。

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2009年01月11日

手書き地図完成

 北大構内の手書き地図を作成中と、先に投稿していますが、やっと地図が完成です。建物名などは、やは手書きでは見栄えがよくないので、シールに印刷して切り貼りです。この種の手仕事は長いことやっていないので、出来としてはまあまあでしょう。さて、これを豆本にどのように入れるかが残された問題です。

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爪句の校正

 豆本「爪句@北大の四季」の初校をこの三連休(毎日が休日みたいなものですが、そこはそれ市井の人並みに曜日感は残っていて)に行っています。校正刷りは昨日のブログに投稿したものが、紙に印刷されていて、これに目を通します。

 豆本にしたからといって、それほど売れる訳でもないので、出版費用を考えると、この点ではメリットはありませ。ただ、ブログの整理の観点からはメリットがあります。ブログは、自分のものでも見返す気にはあまりならないところ、本にするとパラパラとめくって見ます。いずれブログは閉鎖して(無くなって)しまっても、本はとこかの書棚に残ります。

 この豆本シリーズ(今回でシリーズ4巻目)、それなりに巻数を重ねると、あるいはプレミア付きの高価本になるかも知れないと密かに思っています。今は本屋の棚に晒されているけれど、そのうちインターネットオークショで400円のものが4000円になるかも知れません(う~む、夢見る熟年ですね)。今がお買い得ですよ。何せコーヒー一杯の投資です(私には営業の才能があるかも知れない)。

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2009年01月10日

ちょっと息抜き

 「爪句@北大の四季」の豆本を出版しようと準備しています。巻末に北大構内の略図を入れようかと略図作成中なのですが、地図の手書きと、シールに番号や名称をプリントして、略図に貼り付ける仕事に少々厭きたので、ブログへの投稿で息抜きです。

 地図の線引きは消せるボールペンを使っていて、線引きを間違ったりした場合に消せるので、便利です。豆本のサイズが小さいので、四つ折の綴じ込みにして文字が読めるかどうかが問題です。

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2008年03月29日

豆本のサイズ

 豆本爪句集「爪句@札幌の花と木と家」が届きました。豆本のサイズを示すためにA4判の本(「ワンワンの会社勤務③」)の上に乗せて写真を撮ってみます。面積にしてA4の1/6です。
 来週の後半には札幌の主要書店には並ぶ予定ですが、本が小さいのであまり目立たないかも知れません。本屋に行くのも面倒であるけれど、それでも欲しいという方(まずは居られないとは思いますが)は私宛メールをいただければ郵送します。本代は400円です。付録に「ワンワンの会社勤務③」をつけます(こちらは無料です)。
 400円で豆本とオールカラーの立派なA4判の本が付録でついて(こちらの定価は1000円)郵送代もいらないらしい、というのは一見本を入手するのにバリアーが低そうにみえますが、これは意外と高いバリアーであることと承知しています。
 それは、ネットの世界の最大の利点、匿名性を破ることになるからです。自分の住所を相手に教えてしまう。この本に興味があるという趣味性にかかわる点を、事もあろうに著者に知られてしまう。立場を逆転してみれと、自分なら本屋に出向いて、気にいればそこで買うだけです。
 という状況を承知していながら、何でわざわざここに本を郵送します、と書くかというと、まあ私の天邪鬼の部分が顔を出している、といったところでしょうか。ネットの世界は見えない相手なので、ブラックホールのような相手に対して、ちょっと悪態をついてみたくなる時があります m(_ _)m

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2008年03月25日

豆本考

 札幌市中央図書館の特別展示の「本のすがた展」というのがあり、さらっと見たのですが、本のバリエーションというテーマで豆本の展示がありました。中央図書館所蔵の豆本のいくつかが並べられていました。更科源蔵著「腹鼓」も見えます。

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 豆本は個人の趣味で作られる「きこう本」の性格があり、市場性(それなりの数の読者が購入するといった意味)はもともと考えていない本のようです。したがって、自作の俳句などを手作りで本の形にするようなものが豆本の姿になっています。

 ルーペが添えらて展示されている豆本は川柳の句集でした。販売するというよりは贈呈に多く回った本ではないかと思われます。

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 爪句集の豆本はある程度の市場性を意図しています。自費出版本ではありますが、本屋の店頭に並べてもらって、それなりの数売れる本を目標にしています。シリーズ本にしていて、この豆本を世間にある程度認知してもらう点も考えています。

 そのため、手にとってめくりたくなり、めくれば購買心が出てきて、購買行動に移るときのバリアーを低くするため値段を安く抑える、などの事を考えます。

 ただ、市場性の最大のもの、経済活動が利益を生む点が克服できないでいます。自費出版本は最初から市場性を無視する行動と定義されてもよいぐらいですから、この点の矛盾がいつでも顔を出します。

 ともあれ、近々出版予定の豆本爪句集2集目がそれなり売れるとよいな、と思っています。それがこのシリーズの3巻目に進む活動源でもあります。