2012年11月05日
日光の旅⑪
「日光48滝」とも呼ばれるように、日光には滝が多い。華厳滝が中禅寺湖の湖水が流れ落ちるところにあるように、湯元温泉にある湯ノ湖から湯滝が落差70mの姿を見せている。展望台とそれに続く木道から滝を見ることができる。木道のところで固定焦点レンズで撮った写真から、滝の部分が見えるパノラマ写真もどきを再現することができた。ただ、魚眼レンズが使えたらパノラマ写真でこの景観全体を撮ることができたものを、と残念である。
湯元温泉から戦場ヶ原を通り中禅寺湖に向かう。途中竜頭滝を上流から下流へと歩きながら見る。この滝は中禅寺湖に流れ込む位置関係にある。滝が分かれる部分の岩の形が、下向きの竜の頭に似ていることからの命名である。
2012年11月04日
日光の旅⑩
先のブログに書いたように、日光旅行の初日にパノラマ撮影用魚眼レンズを落として、レンズが使えなくなったので、二日目の奥日光観光では普通のカメラ撮影である。しかし、ものは試しと魚眼レンズの代わりに固定焦点レンズを使ってパノラマ写真を撮っておく。後でステッチ(写真の張り合わせ)を行うと、360°とはいかないまでもパノラマ写真になることがわかる。それならもっと撮影しておけばよかったと思うが、後の祭りである。
中禅寺湖を撮った写真には、右側に頂上に雲がかかった男体山(2486m)が写っている。2日前に初冠雪だったそうである。写真中央奥に雪を被った一際高い山が日光白根山(2578m)である。
中禅寺湖の周囲は紅葉が進んでいて、格好の写真の被写体である。湖を見下ろして写真に撮る場合の、最高の被写体になるのが八丁出島と呼ばれているところである。出島が湖の中に延びていて、出島全体が紅黄葉で彩られている。パノラマ写真では左下の部分に八丁出島が写っていて、旅行後改めてこの出色の景観を見返している。
2012年11月03日
日光の旅⑨
輪王寺の三仏堂を抜けると、順路は大護摩堂につながっている。数珠に関するマナーの解説があって、数珠が売られている。数珠は左手に持つそうである。右手は一般に利き腕で、世俗の諸々をより多く処理する世俗の手で、左手が仏の世界に近い清浄手だからのようである。形見に数珠は残してはいけない。故人の思いがこの世に残るからだそうである。したがって、死者と一緒に燃える木の数珠がよく、石の数珠は避けた方がよい。しかし、祈祷したものは残して良い、等々と宗教のあれは良く、これは良くないという根拠の無い約束事の話となる。話を小耳に入れただけで、パノラマ撮影である。勿論永代供養の数珠なんかは買わない。護摩堂では護摩木を買って願い事を書くか、先祖故人の供養のため火で燃やしてもらう。密教の宗教作法である。護摩木もやはり買わず、撮影禁止の堂内を覗き込むようにしてパノラマ写真撮影である。どうも罰が当たりそうな雰囲気である。事実、この日の参詣の最後にパノラマ撮影用のカメラを手から落として、魚眼レンズが使えなくなってしまった。翌日の中禅寺湖などの奥日光見学では、普通の写真しか撮ることができなかった(涙)。
2012年11月02日
日光の旅⑧
2012年11月01日
日光の旅⑦
2012年10月31日
日光の旅⑥
結構と 呟いて見る 陽明門
日光東照宮の一番の見所は陽明門である。一日見ていても飽きないことから「日暮の門」の別称があるのは良く知られている。国宝である。門の前では観光客が次々と石段を登ってくるので、石段正面のところではパノラマ写真撮影が難しい。そこで、正面の脇のところでパノラマ写真撮影である。唐獅子や麒麟のような動物や装飾の庇の部分が幾重にも重なっていて、詳しくは見ていられない。この点パノラマ写真では視界を移動させ、ズームインやズームアウト操作で見てゆけるので、旅行後に再度見るのに適した写真技術である。正面に掲げられた額には「東照宮大権現」の文字があり、大権現とはここに祭られている徳川家康を指している。
2012年10月30日
日光の旅⑤
2012年10月29日
日光の旅④
2012年10月27日
日光の旅③
2012年10月26日