2020年02月07日
2019年07月07日
闇で価値の高まる光の宝石
札幌の冬の風物詩として定着しているホワイトイルミネーションのパノラマ写真を撮りに出掛ける。会場の大通公園は光の装飾の波が渦巻いている。公園4丁目のところにある噴水は、流れ落ちる水に代わって光の粒がつながって垂れ下がっている。噴水を囲んで東西に光のアーケードがある。訪れた客は自撮りや他撮りでこの光の渦の中で記念撮影を試みる。電飾された造りはジェリー・パレスの名前もついている。闇が深まればより輝きを増す宝石がそこここに散らばって人目を惹いている。(2018・12・22)
2019年07月03日
人の混まない開店時に訪れる「ごちそうマルシェ」
赤れんが庁舎に通じる「アカプラ」広場で南北海道と東北の食のマルシェが開催されているところのパノラマ写真を撮りに行く。全球パノラマ写真撮影なので、客で混雑しない開店早々に訪れる。「マルシェ」とは最近よく耳にするようになった。フランス語で市場を現す言葉である。「函館牛乳」の旗があるけれど、この牛乳がブランド品だったか記憶にない。函館市の観光PRブースには「ミスはこだて」もお仕事中である。米沢市の琥珀堂の米沢牛の入ったメンチを買って昼食にする。(2019・6・30)
パノラマに 「ミスはこだて」も 写りたり
2019年07月02日
赤れんが庁舎庭の池に咲くスイレン
赤れんが庁舎を正面に見るアカプラ広場で南北海道と東北の「ごちそうマルシェ」なる食のイベントがあり見に行く。途中赤れんが庁舎前庭の池にスイレンが咲いているのを目にし、パノラマ写真を撮る。高層ビルを映す池の水面を覆うようにスイレンの葉が広がり、所々に赤や白の花がある。パノラマ写真では花をはっきり写すことができないので、ズームレンズを用いてスイレンの花を撮る。ここを訪れた市民も観光客もスマホを池に向けて撮っているけれど、花を大きく撮るのは難しい。(2019・6・30)
水に浮く 葉から顔出す 初夏の花
花フェスタにおける農業高校のガーデニングコンテスト
道内の高校はガーデニングに力を入れているようで、花フェスタに合わせてガーデニング甲子園と銘打った作品のコンテストが行われ、大賞等が決まる。今年の大賞は旭川農業高校で、準大賞が岩見沢農業高校であった。特別賞として倶知安農業高校が選ばれていた。大通4丁目の噴水が止められ、その周囲に各校の力作が並ぶ。作品の前をひっきりなしに観賞客が流れて行くので、パノラマ写真が撮り難い。人の流れが止まった時を狙って撮る。写真撮影に気を取られ観賞は二の次となる。
2019年07月01日
フェアトレードフェスタの会場に流れるサンバのリズム
大通公園10丁目でフェアトレードフェスタが行われている。その会場にサンバのリズムが流れ、演奏者と踊り手が催しを盛り上げようとしている。取り巻いている見物人のうちにはリズムに合わせて身体を動かす人もいる。サンバチーム「ウルソ・ダ・フロレスタ」によるライブで、チーム名はポルトガル語で「森の熊さん」を意味する。ネットで調べると2001年から活動を続けているとの事で、ライブの演奏を見たのはこれが最初である。ラテン系のノリでメンバーは楽しんで演奏し踊っている。(2019・6・30)
踊り子は ラテンのノリで 芸披露
花フェスタの頃に見ごろのユリノキの木花
毎年花フェスタで大通7丁目に花市場のテントが並ぶ。公園の北側に並んだテントの背後にユリノキ(百合の木)の大木も並んでいる。花フェスタの頃、ユリノキに花が咲いている。高いところに咲いていて、葉が生い茂っているのでこの木の存在を知らなければ花は見過ごされてしまう。百合の花よりはチューリップの花に似ている。蓮の花にも似ている事からレンゲボクの別名もある。パノラマ写真を撮りユリノキの花を探しても見つからない。そこでズームレンズでユリノキの花を撮る。
ズーム撮る ユリノキ花や チューリップ
2019年06月29日
6月末に見る中島公園の山内壮夫の彫刻
中島公園は23ヘクタールを超す面積の公園で、イベントの無い時に公園を訪れると人がまばらという感じである。6月の末、公園内の山内壮夫の彫刻のパノラマ写真を撮影する。「猫とハーモニカ」のパンフルートを演奏する擬人化された猫を撮る。この時期ライラックは終わっていて、バラの植え込みが緑の芝生にアクセントをつけている。「鶴の舞」の作品も見える。「母と子の像」は形が単純化され、穴て表現された母子の目が生きている。遠くに「笛を吹く少女」の白い像も写っている。(2019・6・28)
2019年06月28日
花フェスタを楽しむ人々
地下鉄東西線の西11丁目駅から花フェスタの会場を東に歩いてみる。公園の7丁目には円形壁泉を囲んで花市場がある。6丁目では樹齢130年と推定されるケヤキの大木があり、開拓紀念碑横にステージがある。ステージではエレクとローンの演奏が行われ、日除けテントや木陰で演奏に耳を傾ける人の姿がある。5丁目の蘭陵王の面のある聖恩碑の噴水の周囲にも花壇や花フェスタのテントが並んでいる。棚に掛けられた花バスケットを観賞する歩行者の姿があり、初夏のイベントを楽しんでいる。
2019年06月27日
花フェスタのラン展示テント内で撮るパノラマ写真
札幌花フェスタでは大きなテントが設けられ、ランのコンテストに出品された作品の展示が行われている。道内のランの愛好家が丹精を込めて育てたものである。どれも見事なものである。ランを売る花屋も並んで客にランを売り込んでいる。客で混雑するテント内でパノラマ写真を撮る。時間をずらした写真から人を少しずつ除く処理で全球パノラマ写真を合成している。パノラマ写真では展示会場の雰囲気は写し出せても個々のランのすばらしさは写せない。個々のランは接写を試みる。
花よりは 怪鳥に見え ランの花
2019年06月19日
年齢が気になる円山公園のリス
円山公園でエゾリスに出遭った場所のパノラマ写真を撮る。池の傍で周囲に大きな木がある。パノラマ写真を撮り、リスが棲息している環境の記録にする。リスを撮って気になるのは、若いリスなのか年寄りのリスなのかである。写真のリスなんとなく若いと思えるけれど、確信は持てない。そもそも野生のリスの寿命は2~4年とも言われていて、若いか年寄りかは1、2年の差ぐらいで、ちょっと見たぐらいでは見分けはあまりつかないかもしれない。円山公園ではリスに出遭う事が多い。
リスを撮り 老若判定 難儀なり
2019年06月18日
雨模様の中の神輿渡御の出発
北海道神宮例大祭の神輿渡御の写真を撮りに行く。鳳凰が屋根の上に飾られた神輿の鳳輦(ほうれん)4基が、祭列の出発に合わせて神宮境内から担がれてやってくる。雨模様なので担ぎ手は黄色の装束の上に透けたポンチョを羽織っている。神輿の方は雨除けのシート等は被せていない。神輿が隠されてしまっては神輿渡御の意味が半減する。神輿は屋根付きなので、雨に当たっても耐えられる造りになっているのだろう。大鳥居に向かって行く神輿はズームレンズのカメラで撮ってみる。
大鳥居 下を潜りて 渡御開始
2019年06月17日
みこし渡御の稚児人力車列
みこし渡御の人気の高いものに稚児の載った人力車列がある。令和元年のみこし渡御は生憎の雨模様で、人力車には幌がかけられ、足元にはビニールシートで覆われる。これでは身体の小さな稚児はその姿が隠れてしまう。稚児役の少年少女と一緒に乗るのは母親が圧倒的に多い。母親は稚児の身だしなみにさりげなく気を配っている。稚児は少年なら烏帽子、少女なら天冠を頭に載せる。額のところに二つの黒点を描き、これは位星で、昔の公家の化粧で、時たまテレビドラマで見る事がある。
稚児車列 我が子の天冠 直したり
円山公園のオシドリの子育て
円山公園を歩いていると人がカメラを持ってしゃがみこんでいる。遠目に地面で動くものがいる。近づくと親鳥が雛鳥を連れてせっせと餌をさがしている。オシドリと思われる母鳥と生まれ間もない雛鳥の一行である。周囲の人間に警戒する様子もない。オシドリと人間の位置関係を記録するため全球パノラマ写真を撮る。カラスが雛鳥を狙っているので、人間が居た方が好都合なのかもしれない。これらの雛鳥が全部成鳥になれば、過密状態になるだろうけれど、カラスがそれを阻んでいる。
雛鳥の 幾羽残るか 公園地
2019年06月10日
OSAKOIソーラン・チームの待機場所になる鯨の森
YOSAKOIソーランの演舞ステージが大通公園西8丁目に設けられている関係で、西9丁目は踊りのチームの待機場所になる。西9丁目には白いコンクリートの坂が砂場を囲むように造られていて、子ども達の遊び場になっている。この坂を遠くから見ると鯨の背中のように見え、近くの大木が森の雰囲気を出し、「鯨の森」とも呼ばれている。イサム・ノグチによる黒御影石の彫刻スライド・マントラもある。出演の出番を待っているのか法被姿で鳴子を手にした子ども達の一団が並んでいる。