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2007年08月13日

開拓の歴史のみち

 注意してみると、舗道には絵がはめ込まれている場所がある。舗道の近辺の商店街が資金を出し合って環境整備の一環として行っているのだろう。このような場合、絵やデザインのテーマの選択は歴史的なものに即して行われる場合も多いようである。
 琴似本通りの地下鉄琴似駅付近から西区役所あたりにかけての歩道には「開拓の歴史のみち」のテーマで舗道絵がある。こんな舗道絵があったとは今まで知らなかった。開拓を象徴するものがデザインされていて、ブロンズ製の立派なものである。惜しむらくは、足を止めて見る人は皆無に近い点である。

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 舗道絵のテーマが選ばれたのは、屯田兵村の兵屋が国の史跡として琴似本通りの近くに残されているためであろう。その推測を補強するカラーの舗道絵もある。

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 雪の残る季節に訪れた屯田兵村の兵屋の写真を載せておく。この写真はこの夏の終わりには陽の目をみるだろう中国語版豆本「札幌秘境100選」に採り上げている。

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