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2008年06月26日

秘境巡り一区切り

 4月から始まった身近な都市秘境巡りも6月で一区切りです。全10コースを歩いたことになります。受講生から教えてもらうことも多く、昨日(25日)の10回目に組み込んだ琴似界隈のコースで、琴似神社内の屯田兵屋の見学後に、境内に写真の奉安殿があることを教えてもらいました。こんなところに奉安殿が残されていたとは今まで知りませんでした。

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 琴似の繁華街にも屯田兵村兵屋が保存されていて、歩道は開拓の歴史の道で、歩道に絵がはめこまれています。繁華街の歩道でこんな絵を見ている一団はちょっと奇異に思われたかも知れません。

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 ポリテクセンター内のN30遺跡の出土品展示もコースに組み込んで見学したのですが、1年前にはあった遺跡出土品は、札幌市の埋蔵物文化財センターの方に引き取られていて、仮面土偶だけが展示されていました。この土偶は本物か、レプリカか、わかりませんでした。ポリテクセンターでは、ここで行われている仕事について説明を受けました。

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 JR琴似駅のレンガ館内にある三角山放送局も見学しました。この建物は豆本「爪句@札幌の花と木と家」にテーマとして取り上げています。爪句は「建物も 紅白合戦 駅近く」ですが、この状況は三角山放送局と傍の高層マンションの住民間の現状を表している爪句になっていて、豆本の出版後に現状を知った著者としては、未来予測を行ったような気がしています。
 
 10月からまた講座を開始する予定で、この夏は秋の講座で歩く秘境のコースを確かめる準備の期間になります。

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